岩政大樹氏(※Zoomにてインタビュー)

　今年度から上武大学(群馬)のアドバイザーを務める鹿島アントラーズでは数々のタイトル獲得に貢献し日本代表としても活躍した岩政大樹氏にインタビューを敢行。「完結編」では高校生プレイヤーへ向けてのメッセージをもらった。

ーー大学でもサッカーをしたい、そんな高校生プレイヤーへ向けて。

　どういう4年間にして欲しいかという部分でお話しさせてください。

　今まで18年間、本気でサッカーを取り組んできたことを将来につなげて欲しいと思います。その一つの選択肢として、プロサッカー選手へつなげる。プロサッカー選手を志している選手は少なくないと思います。その夢を大学でも追い掛けて、もう一度4年間、本気でサッカーをする選手たちに集まって欲しいと思います。

　また、一つの選択肢としてはサッカー人としてつなげる。サッカー選手として関わるだけがサッカー人として生きていくことには繋がりません。その他にも、指導者やトレーナー、マネジメントなどたくさんの関わり方があります。大学を卒業する時に、色々な道を用意してあげられるようなサッカー部にしたいと思います。