浦和南 vs 東農大三

 後半21分からピッチに立った背番号13の萩野は、高円宮杯U-18県リーグ2部(S2)では3得点。しかし「インターハイ予選では1点も取れなかったので選手権にかけていました。パスが来るかなと思ってファーサイドにいたんです」と喜びで顔をくしゃくしゃにしながら答えた。決まった後も雄叫びを上げながら、派手なガッツポーズを何度つくって喜びを表した。

 先制された時は「必ず俺が決めて逆転までつなげてやろう」と闘志をたぎらせたそうで、ピッチに入る前に監督からは「反則だけは絶対にするな、と強く言われたんですが、(後半25分に)イエローカードをもらっちゃいました」と苦笑い。3回戦に向けては「出番があったらチームのために全力を尽くしたい」と話した。

 さらに浦和南は1-1で迎えた延長後半4分、DF多田絆(3年)の蹴った右CKを富沢がヘッドでゴール右隅に突き刺し、得意のセットプレーから決勝点をもぎ取った。

 前回大会の浦和南は、初戦の2回戦で細田学園に1-2で敗れたが、今回のメンバーでこの試合に唯一出場したのが富沢だ。「練習でやってきた形なので、いいボールがくるのを信じていました。持ち前のヘディングで取れたのがうれしい」と萩野とは対照的にささやかに喜んだ。

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▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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