最近10年間で優勝1度、準優勝3度という好成績を残している浦和南は、3-4-2-1の陣形から右の丹羽優斗、左の平井蒼汰(ともに3年)の両ウイングバックがアグレッシブに敵陣へと進出。長いボールとCB神田真生(3年)が左右から投じるロングスローなどセットプレーを武器とし、1トップの三井貫永(3年)をターゲットに速く激しい攻撃を展開した。
前回大会は1次予選2回戦で敗退した東農大三だが、新チームはU-18県北部支部リーグ1部で首位に立つなど好調だ。4-4-2システムを取り、加藤朔汰(3年)と髙木海向(2年)の両CBを中心とした堅陣を背景に長短のパスを駆使して攻撃を展開。右の小瀧蒼介、左の後藤蓮(ともに3年)の2列目と主将のFW齋藤琉星(3年)にボールを預ける戦略を狙った。
前半は浦和南が立ち上がりから攻勢に出て、中央とサイドからスピーディーに攻め込んだものの、最終パスの精度が低く決定的な得点シーンをつくれなかった。ボール占有率では大きく上回っていたが、シュートは21分にボランチ富沢彪真(3年)が放った1本だけだった。
前半の東農大三は守備に追われる時間が長く、持ち前のパスをつなぐ攻めをなかなか発揮できなかった。サイドにボールを送っても相手の鋭い出足につぶされてしまい、中列後方からゲームを組み立てるボランチ枝広幸哉(2年)のパスも思ったように通させてもらえなかった。シュートは浦和南と同じく、18分に小瀧が放った1本で終わった。
▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選

