拓大一高 vs 武蔵
武蔵は次々と選手を交代させて局面打開を狙ったが、思ったような攻撃の形はつくれなかった。11分、ゴール正面でフリーになった上田が道前の左クロスを右足で合わせ、勢いのあるシュートを放ったが、DFの出足鋭いブロックに遭って数少ない得点機を決められなかった。
武蔵は昨年に続いて3回戦で敗退した。岩永雄太監督は国民スポーツ大会で、今年は少年男子東京選抜の監督を務め、昨年はコーチを担った。「とても貴重な経験をさせていただいたので、何とかチームに還元したかったのですが残念です」と悔しがった。
武蔵中学で3年間指揮を執り、古くから進学校として有名だった高校の監督に就任して今年で7年目を迎えた。「前半は特に辛抱強く粘り強く頑張ってくれた。2年生が多くの試合に出場できたので、新チームはこのステージより上の景色を見られるようにしたいですね」と巻き返しを誓った。
前回大会の拓大一高は1次予選ブロック決勝で都立国分寺にPK戦で敗れたが、今回はリーグ戦の好調を継続して堂々のベスト8入りを果たした。
先制点を決めた石原は3年生になってから、公式戦ではこれが初得点という。「いつもはそれほど攻撃参加しないのですが、あの場面はチャンスだと思って前に出て相手ボールをカットしてから狙ってみました。打ってからの弾道を見たら、決まると思いました。チームの勝利につながったのでうれしい」と言葉を弾ませた。
▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選

