神村学園イレブン(写真=矢島公彦)

 国立行きを賭けた試合は壮絶な点の取りあいとなった。

 前半12分、近江。MF 14浅井晴孔(3年)のパスを受けたMF7鵜戸瑛士(3年)が右足で決め先制。しかし18分、神村学園。右サイドDF7有馬康汰(3年)のクロスをFW13西丸道人(3年)が頭で合わせて、同点。さらに22分、DF15吉永夢希(3年)のクロスがそのまま決まり、神村学園が4分間で逆転に成功した。

 追いつきたい近江は38分、パスカットからMF8山門立侑(3年)がドリブルを仕掛け、GKと1対1の状況を作ったが、わずかに外れ、同点ならず。神村学園が2-1で折り返した。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権