MF大迫塁の試合終了間際のV弾で神村学園が筑陽学園に勝利

決勝ゴールを決めた神村学園MF大迫塁(写真=森田将義)

 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 九州は14日にに第7節を実施。筑陽学園と神村学園の一戦は、試合終了間際に奪った14番MF大迫塁のゴールによって、3-2で神村学園が勝利した。

 開幕から続ける負けなしを6に伸ばしたものの、試合後の神村学園からは笑顔が見られない。その理由について有村圭一郎監督はこう話す。「プレーの選択がわがままだから、相手の狙い通りにカウンターを食らっている。もう少し相手を見ながらサッカーが出来なければいけない。今年は一応勝てているけど、1試合も自分たちのペースで試合が出来てない」。

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 筑陽学園に挑んだこの日の試合も決して満足の行く試合内容とは言えない。開始早々に13番FW福田師王のリターンパスを受けた大迫がポスト直撃のシュートを放ち、スタートを切った神村学園だが、以降は神村学園対策として、本来の4バックではなく、3バックで挑んだ筑陽学園の守りに苦戦した。力強いプレーで攻撃を牽引した福田に対しても、4番DF大野公瑛を中心としたDF陣がマークを受け渡しながら、上手く対応し、決定的な仕事をさせない。

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