一方、青森県の宮本徹郎監督は、千葉県との力の差を認めつつ、選手たちの奮闘をたたえた。「対策を練って準備してきたつもりでしたが、やはり相手のほうが一枚上手だったと感じています」と試合を総括。今大会5試合目となり、選手たちに疲労が見えていたことも明かし、「その疲労を十分に回復させられなかったことは、私自身としても少し残念に思っています」と振り返った。それでも、地元開催の大会を通じて選手たちが見せた成長には確かな手応えを感じている。大会を支えた人々への感謝を胸に決勝へ臨んだといい、「結果は残念でしたが、選手たちは本当に成長した姿を見せてくれました。相手に何本もシュートを打たれましたが、最後まで粘り強く戦ってくれたと思います」と語った。

 千葉県は粘り強い守備と攻撃の質を示し、15年ぶりの栄冠をつかんだ。青森県も地元の声援を受けながら決勝まで勝ち進み、最後まで勝利を目指して戦い抜いた。両チームがそれぞれの力を出し切った決勝は、千葉県の優勝と青森県の準優勝という結果で幕を閉じた。

(文・写真=AOMORI GOAL)

▽第80回国民スポーツ大会サッカー競技(少年男子)
第80回国民スポーツ大会サッカー競技(少年男子)