実践学園 vs 都立城東

 「初戦なので難しくなると選手に伝えていました」と実践学園の内田尊久監督。「いろんな思いが乗っかるのが選手権という大会。失点するかもしれないし退場するかもしれない。『なにがあってもやるしかない』と伝えました」と語ったように普段通りにはいかない予期せぬことを想定して挑んだが難しいゲームとなった。

 前半立ち上がりから両サイドを攻略し相手ゴール前にクロスを供給し続けた。しかし都立城東GK1松田和也を中心としたDF陣のソリッドな守備でことごとく跳ね返され、セットプレーで効果的なチャンスを生み出せなかった。ならばとドリブルやパスといった地上戦を仕掛けたが幾重にも構えた守備ブロックでボックス内になかなか入れず、シュートを打たせてもらえなかった。

 ゲームキャプテンDF10中澤俊李は「前半なかなか得点が入らず『このまま続いたらまずいんじゃないか』と皆のなかに焦りはありましたし、焦れた時間もありました」と振り返るほどイレブンはプレッシャーを感じていた。

 だからこそ先制点はその抑圧を解放するものとなるはずだった。しかし都立城東にやっと訪れたCKでまんまと決められてしまう。そうなると流れは一気に都立城東に傾きそうだったが3分後のゴールでふたたび流れを引き寄せたのはさすが。失点から追加点までの短さに実践学園の強さがうかがえる。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
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