帝京長岡 vs 岡山学芸館

 迎えた後半。帝京長岡が先手を取る。

 「山村を左サイドから少し内側に取って、水川を助けるようにビルドアップを工夫した。橋本燦も運動量を持ってラインブレイクをしてくれる。なので、立ち位置を選手たちの中で整理させました」

 指揮官の狙い通り、開始2分にFW原壮志(3年)がアタッキングサードで仕掛ける。縦を切られたと見ると、一気に中に切れ込んで左足でシュート。これが決まり、試合の流れを引き寄せる先制点をもぎ取った。

 これでリズムを掴むと、12分にもキャプテン・FW堀颯汰(3年)を起点にチャンスを得る。パスを受けた橋本がスルスルと持ち運び、左足でゴールを射抜いた。

 リードを奪ったあとはややトーンダウンしたものの、粘り強い守備で相手の攻撃を封じ込める。67分には184cmのFW香西健心(3年)を投入され、181cmのFW太田修次郎(2年)とともに制空権を握られる時間も増えたが、なんとか凌いでいく。アディショナルタイムに香西にゴールを許したものの、逃げ切った帝京長岡が10日のプレーオフ決勝に駒を進めた。

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