途中出場のFW松下凌大が決勝ゴール!東山が3大会連続で全国へ

東山イレブン(写真=雨堤俊祐)

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選の決勝が6月11日にサンガスタジアムbyKYOCERAで行われた。新人戦に続いて優勝を狙う東山と、9年ぶりの決勝進出となった立命館宇治が対戦した。

  東山は4-4-2の布陣で、前線が縦関係になる状況も多く見られた。素早く前線へボールを送り込んでセカンドボールを拾ったり、サイドに展開して攻撃を仕掛ける。対する立命館宇治は4-2-3-1の布陣で、ビルドアップとロングボールを織り交ぜながら攻撃を展開しようとする。

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  前半は静かな試合展開となり、決定機は一度だけ。28分に立命館宇治の最終ラインがビルドアップを試みたパスを、東山が高い位置で奪ってカウンターへ。FW吉田航太朗(2年)がドリブルで持ち運み、ラストパスを受けたMF宇野隼生(3年)がシュートを放つがゴール左へ外れた。

 立命館宇治はFW廣瀬快斗(3年)が前線でポストプレーをこなし、準決勝で交替出場からいい動きを見せた北口隼(3年)がこの日は先発出場で攻撃にアクセントをもたらそうとするなど個々の特徴が垣間見えたが、フィニッシュまで持ち込めず。35分ハーフの前半はスコアレスで折り返した。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)京都予選