岡山学芸館、プレミアプレーオフ出場確定!瀬戸内に2-1で競り勝つ

岡山学芸館が勝利し、プレミアリーグプレーオフ出場権を獲得した(写真=寺田弘幸)

 季節が秋に移ったことを感じる気候となった10月7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 中国の第17節が行われて、岡山学芸館瀬戸内に競り勝ってプレミアリーグ・プレーオフへの出場を決め、最終節に優勝の望みも残した。

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 39分にこぼれ球に反応した木村奏人が押し込んで岡山学芸館が先制し、67分に後半から出場した廣田蒼樹が決めて瀬戸内が追いついた。両チームの選手たちがハイテンションで一進一退の攻防が繰り広げた好ゲームは、試合終了間際に決着がつく。途中出場して力強く前線を駆け回った香西健心の落としたボールを受けてペナルティに進入した田邉望がPKを獲得。これを11番が自ら決めてみせた。

 1週間前の第16節・作陽戦を0-1で敗れて10試合ぶりの黒星を味わっていただけに、岡山学芸館にとっては大きな勝利になった。高原良明監督も「前節に負けて今節は何が何でも勝点3を、というゲームだった。この試合の後は選手権に入っていくし、今節に勝てば最終節に優勝の可能性も残る。そういう条件を勝ち切れるかどうかが大事だよって話してスタートしたんですけど、最後まで奮闘してくれた」と笑みを浮かべる。

 最前線で体を張れる2年生FWの台頭によって、テクニックに長けた選手が多い今年のチームの特長も生きるようになっている。9番の太田修次郎が最前線でハイボールを競り合ってタフに戦ってくれることで、シャドーストライカーの持永や田邉、ドリブラーの木下瑠己が前向きにプレーでき、今節も太田に代って途中出場してチームをパワーアップさせた香西がいることで、最後までパワーを持って攻められるチームになった。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 中国
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 中国