上位対決を昌平が制す!背番号7を継承した2年生MFが飛躍の予感

昌平MF土谷飛雅(写真=松尾祐希)

 針谷岳晃(北九州)、小川優介(鹿島)らが背負ってきた背番号7を継承した2年生MFが飛躍の予感を漂わせている。

 5月22日、延期されていた高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部<の第4節が行われ、昌平はアウェーで矢板中央と対戦。序盤から試合の主導権を握ると、39分にはMF土谷飛雅(2年)の強烈なミドルシュートで先制点を奪う。前半終了間際にもMF荒井悠汰(3年)がCKから加点。後半に入っても攻撃の手を緩めず、71分にMF長準喜(2年)が勝負の行方を決める3点目をもぎ取った。終盤にロングスローから矢板中央にCB小林陽真(2年)に1点を返されたものの、リードを守り切って勝点3を手にした。

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 注目の上位対決を制した昌平において、チームの中心として振る舞っていたのが土谷だ。4-2-3-1のダブルボランチで先発出場すると、長短織り交ぜたパスで攻撃を牽引。先制点となった強烈なミドルシュートも含め、チームの心臓として振る舞う姿は下級生とは思えない存在感があった。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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