都立東村山西9番東原アサヒ

　9月18日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック準決勝が行われ、一つ一つの局面で意図したアイデアを表現できた都立東村山西が2-1で都立向丘を下しブロック決勝に駒を進めた。

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　都立東村山西のキックオフでスタートした一戦は、前半12分に都立東村山西が中盤あたりの相手陣地から、10番君塚蓮がDFラインの裏にスルーパス。このパスが綺麗に通り9番東原アサヒが落ち着いてゴールネットを揺らし先制に成功。同点に追いつきたい都立向丘は、中盤を経由して、両サイドにパスを振りながら相手ゴールに迫るが1点のビハインドのまま前半を終える。

　後半11分、リードを広げて優位な状況を作りたい都立東村山西は、10番の君塚がDF背後で受けたパスでGK1対1になり絶好の決定機となるもGKのファインセーブにあいゴールならず。一方、都立向丘は最大のピンチを逃れ同点ゴールへと加速したいところ。しかし後半25分に、都立東村山西にPKを献上すると5番松本勇咲に決められてしまう。

　勝つために残り時間で2得点しなければならなくなった都立向丘は後半38分、都立向丘10番坂井颯太が中盤の中央付近からPA中へといい動き出しをした7番橋本直希へアーリクロスを上げると、気持ちを込めたヘディングシュートが見事に決まり1点差に。しかし、都立向丘の反撃もここまで。2-1で都立東村山西が勝利しブロック決勝に駒を進めた。