都立美原がPK戦に突入した激戦を制す!中大附はGK箕谷が好セーブ連発も無念の敗退

都立美原 vs 中大附

 9月4日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選2回戦が行われ、都立美原中大附が対戦した。

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 中大附のキックオフで試合は開始されると、序盤は中大附がボールを繋ぎ、主導権を握る展開に。DF18清水健翔(2年)がボールを持つと、MF10細田航希(3年)やMF7川島一起(3年)などもボールの動きと連動し、ピッチを幅広く使いつつ裏を狙ったパス、さらにMF20望月崚生(2年)がサイドから仕掛けるなど多彩な攻撃でゴールを狙う。

 対する都立美原もDF23伊藤寛生(3年)を中心とした堅い守りでゴールを死守しつつ、FW9柴田凌佑(3年)、FW11岡村武遥(2年)らがスピードのある攻撃を仕掛け、再三中大附ゴールを脅かす。

 両チームとも運動量が多く、攻守の入れ替わりが激しい攻防を繰り広げた前半は、0-0のスコアレスで折り返す。

 後半に入ると、ペースを掴んだのは都立美原。FW柴田やFW岡村、MF10中林大翔らが左右から仕掛けゴールを狙うものの、中大附GK箕谷俊佑(3年)がファインセーブを連発し、ゴールを割らせない。

 どちらも気迫をみなぎらせ、体を張った好ゲームは0-0のまま時間が進むと、中大附は後半アディショナルタイムにPK対策としてGK12金子賢信(3年)を投入する。まもなくホイッスルが吹かれ、互いに80分間で得点を奪うことができず、勝負はPK戦へと突入。

 PK戦は中大附が先行。両チームとも5人目までが全員成功するも、中大附の6人目を都立美原のGK1古山碧都(3年)がストップ。都立三原は最後のPKをFW岡村が落ち着いて決め、激闘を制した。勝利した都立美原は3回戦で明星との対戦が決まった。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選