都立足立新田が圧巻のゴールショー!渋谷教育学園渋谷を下し次戦への切符を手に入れる!

都立足立新田 vs 渋谷教育学園渋谷

 8月29日、都立足立新田渋谷教育学園渋谷の第100回全国高校サッカー選手権東京都一次予選の1回戦が行われた。前半のスコアは1-1だったが、後半の35分から怒涛のゴールラッシュで終わってみれば9-1と都立足立新田が圧勝した。

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 試合が動いたのは前半7分、都立足立新田の8番榎本一優がペナルティキックを獲得すると、キッカーを務めた4番の田村帆希がこれを確実に決め先制点を奪った。

 渋谷教育学園渋谷は先制点を取られた以上、早い時間帯で同点に持ち込みたいところ。すると前半19分、14番佐藤匠海が中盤左サイドでワンツーからボールを持つと、そのまま相手を置き去りにするスピードでドリブル突破。そのまま自らシュートを放ち見事同点ゴールを決め前半を終える。

 しかし渋谷教育学園渋谷の反撃はここまでで、後半に入ると都立足立新田のゴールショーが開幕。後半8分に、都立足立新田の8番榎本がゴール前の混戦の中こぼれ球を決める。

 勢いついた都立足立新田はここから立て続けに後半19分、24分、36分、37分、38分、40分台に2得点と後半だけで8得点を奪い、トータルスコア9-1と大差で都立足立新田が次戦の切符を手にした。

 大勝した都立足立新田のDF4番の田村と20番の大塚琢也がサイドチェンジなど多用してフィールドを幅広く使って相手を揺さぶり、10番の玉井快知がゲームテンポをコントロールしてチームを落ち着かせていた。対する渋谷教育学園渋谷は、守備に追われながらもカウンターのチャンスをうかがい得点を奪いに行っていた。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選