キャプテン7番MF高井佑絃

 後半、反撃に出たい北千里は10番MF吉松葵豊を投入。すぐさま吉松は右サイドからピンポイントクロスで決定機を演出するもゴールには繋がらず。すると摂津も動き10番MF井上駿と19番FW吉田蓮太を投入。するとその2人がすぐさま期待に応える。62分、吉田が右サイドを縦に突破して起点を作ると下げたボールを高井がPA内中央でフリーになった井上に繋ぎ、井上が落ち着いてシュートを流し込み摂津に待望の追加点が入る。これで勝負を決めた摂津は75分にも須山がシュートを決めハットトリック達成。それでも諦めない北千里は終了間際、意地を見せ右サイドからのクロスに18番FW種市悠が飛び込むもゴールならず。結局試合は4-0で終了し摂津が勝利した。

 勝利した摂津の坂元監督は試合後「しっかり繋いでくる相手だったのでそれに対して守備は働きかけました。攻撃はまだまだ発展途上なんですが、その中でセットプレーも活かして4点取れたところはよかった」と試合を振り返り、次戦に向けては「東海大仰星は硬い守備が際立っている印象。それでもどこかの部分で上回らなければ当然次には行けないのでしっかり研究して挑みたいと思います」と話した。

 この試合ピッチ全体に顔を出し、3アシストを決めた摂津キャプテンの高井は「入りとしては今までと比べて良くはなかった。途中で落ち着けたけど完全に自分たちのペースにはならなかった。自分たちの普段のサッカーは出来なかったけど結果4点取れたのは良かった」と試合を振り返った。これで5回戦進出となり相手は強豪の東海大仰星だ。「僕らが1年の時先輩が東海大仰星とやってPK戦までやっていい試合を見せてくれたので、次こそは勝ってやろうと思います」と意気込む。「良くも悪くも波がある。雰囲気が悪いとそのまま沈んじゃうけど、乗り出したら止まらない」という今年の摂津が波に乗って東海大仰星に挑む。

(文・写真=会田健司)

▽第99回全国高校サッカー選手権大阪予選
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