
武南イレブン
10月31日に浦和駒場スタジアムで行われた第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝トーナメント準々決勝で、5月の関東高校記念大会覇者の武南が2連覇を狙った王者・昌平に3-2で逆転勝ち。同予選での昌平戦の連敗記録を7で止めるとともに、前回大会決勝で敗れた雪辱を果たし、2年連続31度目のベスト4に進んだ。
準々決勝とはいえ、17度目の決勝トーナメントに臨んだ昌平が初戦で姿を消すのは初めてのことだ。
武南が埼玉の私立校で初めて全国高校選手権を制した伝統校なら、昌平は私学でインターハイ(総体)初優勝を遂げた新興勢力。今大会最高級のカードが早くも準々決勝で実現した。
旧称・東和大昌平時代は、夏の1次予選敗退を繰り返すばかりで、決勝トーナメントには1度も勝ち残れなかった。それが2007年に校名を昌平に変え、藤島崇之監督(現・チームディレクター)が就任したことを契機に強豪へと変貌していく。強化に乗り出して7年目、第93回全国高校選手権に初出場してからは飛躍的な成長を遂げ、短期間のうちに埼玉の盟主へと栄達した。一方、市立浦和と並んで埼玉県勢最多の14度の出場を誇る武南は、昌平の栄華到来と逆行するように黄金期の強さを失っていった。選手権予選で最後に優勝したのが06年の第85回大会で、それ以降は昨年までの19年間で2度決勝に進出したがいずれも準優勝。ベスト4にしても6度しかなかった。
▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選


























