大阪海外遠征U-17イレブン(写真提供=大阪サッカー協会)

 3月23日、オランダ遠征中の大阪海外遠征U-17がSchalke04と対戦したが1-5で敗れ、初黒星を喫した。

大阪海外遠征U-17 1-5 Schalke04
0-2
1-3
得点者:岡田瑛斗

水津雅夫監督  
 BorussiaMGに引き続きスピードとパワー、高さに圧倒された試合でした。今日の試合は入り方が良くなかったので難しい試合になってしまいました。疲労もあり、激しい寄せに対して選手たちが嫌がってしまい、セルフジャッジをする場面が気になりました。プレーをやめてしまってピンチになり、精神的に不安定な雰囲気でした。ポジティブな声かけができず、この二試合でできていた組織的に守れず、ボールの奪いどころが決まらない時間が長くなってしまったことで苦しめられました。相手もボールを止める技術、パススピード、チャンスの時の迫力は驚異でした。攻撃では、今までやって来たパスサッカーでビルドアップをチャレンジすることで、何回も決定的な場面を作ることができました。あのプレスの隙間を抜け出して何回もチャンスを作れたことは自信を持って欲しいと思います。相手のゴール前の守備の対応力は鍛えられており、ゴールネットを揺らすことができなかったのが残念ですが、その悔しさは課題として次に繋げたいと思います。結果的に差がついてしまいましたが、もう少し防げた部分もあり、得点差ほどの差はないはずなので、気持ちを切り替えて最終戦に挑みたいと思います。

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