1月5日、等々力陸上競技場で行われた第97回全国高校サッカー選手権準々決勝第1試合で2年前の優勝校の青森山田(青森)と2017年度全国高校サッカー選手権4強で昨年度のメンバー9人が残る矢板中央(栃木)が激突した。
 高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEAST所属の札幌内定MF檀崎竜孔主将ら擁する青森山田(青森)とプリンスリーグ関東優勝の矢板中央(栃木)の一戦。先制点を挙げたのは矢板中央。14分に今大会初スタメンのMF眞島聖弥が頭で決め、今大会無失点だった青森山田から先制点を奪う。しかし、40分、青森山田はロングスローからMF武田英寿のボレーシュートをDF二階堂正哉が頭でコースを変え同点ゴールを奪い前半の内に追いつき、試合を折り返す。後半に突入し、試合が動いたのは66分、再び二階堂正哉がゴールを決め逆転に成功。なんとか同点に追きたい矢板中央は、反撃に試みるも青森山田GK飯田雅浩のビッグセーブに阻まれ追加点を奪うことが出来ず。2-1で勝利した青森山田が2年ぶりとなる全国4強を決めた。

▽第97回全国高校サッカー選手権 
第97回全国高校サッカー選手権日程結果