試合風景

 7月11日西武台グラウンドにて、残り2試合となる埼玉リーグ2A戦が開催された。前節、初の黒星が付いた1位の西武台(B)。対するは前節4得点を挙げた飯能南

 試合が開始すると、西武台(B)のスピードが上回りボールに中々触れない飯能南。試合序盤から流れは西武台(B)へ傾く。

 7分、飯能南からのスローイン。セカンドボールに反応した西武台(B)はボールを取った後、前線へ弧を描くパス。ゴール前でDFの裏を取った三沢健太がGKを見てシュートを放つとゴールに吸い込まれ西武台(B)が1点を先制する。

 対する飯能南はパスが繋げられず、高いボールを蹴るも、セカンドボールは西武台(B)がキープ。

 その後も西武台(B)の流れは続く。22分には、新納大雅がドリブルで持ち込みゴールを挙げると28分にも追加点を挙げ、3-0で前半を折り返す。

 後半に入っても西武台(B)の流れは変わらないものの、飯能南もメンバーチェンジを経て、サイドを使った攻撃を多用し、ゴール前まで攻め込む。

 しかし、ここから更に強さを見せたのは西武台(B)だった。

 21分、縦パスに反応した杉内聖弥はDFの裏を付いてゴール前へ、ボールを取りに出てきたGKを交わしシュートを放つとこれもゴールネットを揺らし4-0。続いて、26分には先制のゴールを決めた三沢健太が強烈なシュートを決め、5-0。

 1点でも返したい飯能南は声を出し合い、ドリブルで前線まで進めるが中々シュートまで持ち込めないまま試合終了の時間が近づく。

 そして、試合終了間際、西武台(B)の小栗拓也が中央からドリブル突破、シュートを打ちGKが防ごうとするも一歩届かず、6-0へ。

 試合は6-0で西武台(B)が勝利し勝ち点3を積み上げた。

(文=新井恵)