東海大高輪台がPK戦の末に創価に勝利

 4月9日、平成29年度 関東高校サッカー大会 東京都予選1回戦で東海大高輪台創価が激突した。
 生憎の雨での試合となったが、両者熱心な応援団を背にピッチに立つ。前半開始とともに、猛プレスをかけるのは創価東海大高輪台も繋ぎたい思惑は感じられるか、創価のプレスを前に効果的なポゼッションは出来ない。東海大高輪台は4-4-2気味で、GKは横田萌樹、DFラインは右から2番影山尋哉、4番小林、7番鈴木啓太、16番小松崎大樹、中盤には8番志村貢令、6番松永浩誉、サイドは右10番本多翔太郎、左11番箱田詩音、ツートップは3番今井創一郎、9番中込雅樹で臨んだ。対する創価は4-2-3-1気味で、GKは笠原豪介、DFラインは右から2番原大輔、4番安斎幸一、3番横川健一、5番五十嵐陸斗、アンカーに10番茂山秀雄、8番日諸龍太、2列目は右から7番末次陸離、11番廣戸励、14番橋本光明、ワントップに9番丸山広明を配置した。
 開始早々、チャンスを作ったのは創価。こぼれ球を拾った7番鈴木が遠目からミドルシュート。しかし、これはDFにあたり跳ね返される。東海大高輪台は変幻自在のドリブルを誇るエース10番茂山を筆頭に、攻撃の形を見せるも、組織的なブロックでの守備とプレッシングを使い分ける創価を前になかなかチャンスを作ることができない。対する創価は、9番丸山、7番末次が驚異的なプレッシングを掛け続け、9番丸山は引いて奪った際のターゲットも務め、更に、守備でボールを奪った瞬間に、10番茂山が質の高いカウンターパスを供給していく。
 後半33分、創価9番丸山が推進力のあるドリブルでコーナーを得る。このコーナーは混戦から惜しい展開になるも、ゴールにはならず、このまま前半を終える。

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