和倉ユース優勝を果たした前橋育英

前橋育英、無尽蔵のスタミナで東京Vユースを下し優勝!

 8月11日、和倉ユースフェスティバルU-18の決勝として前橋育英東京ヴェルディユースの一戦が行われた。

 開始からペースを握ったのは東京ヴェルディユース。低い位置からのビルドアップとサイドに人数を寄せてのパス交換、更にそこに11番松本幹太のドリブルや14番藤本寛也のボールキープがアクセントを加える。

 前橋育英は準決勝で浦和レッドダイヤモンズユースを打ち破った前プレとボールを奪った後にパスを数本繋いだカウンターで対抗する。また、GK松本瞬、89番DF浅賀祐太は後ろから精神的にもチームを支える。

 最初のチャンスを掴んだのは前橋育英、前半17分、東京ヴェルディユースの3番深澤大輝、16番谷口栄斗のセンターバックコンビの一瞬の隙を突き右サイドからのボールを受けた60番長澤昂輝がゴールに流し込む。前半のうちに追いつきたい東京ヴェルディユースは19番河田稜太が迫力あるチェイシングを見せるも、前半は1-0前橋育英リードで折り返す。

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