FC東京U-18が半谷の決勝弾で浦和南を撃破

 試合序盤は、最初にチャンスがあったのは、浦和南ですが全体的に安定したパス回しで、ボールを運ぶFC東京U-18が試合の流れを引き寄せる。前半6分FC東京U-18の20番品田愛斗のパスをクラブユース選手権(U-18)MVPの11番半谷陽介がゴールを決め、先制。FC東京U-18は細かくパスを繋いでいくのに対し、浦和南は縦にFWにあてる形が多かった。セカンドボールをFC東京U-18が拾う場面が多く、ゲームをFC東京U-18が主導権を握り、試合を進める。浦和南も徐々に右サイドからいい攻撃をしかけるが、なかなか決定的な場面を作れず、FC東京U-18のDFの守備を崩せない。FC東京U-18も、中学3年生でクラブユース選手権(U-18)得点王の41番の久保建英を中心に細かいパス回しからチャンスを作るものの、決定的な場面でゴールを決めきれず、前半を終了。

 後半もFC東京U-18ペースで試合が動くが、前半同様決定的な場面を作れず、試合終盤へ。後半途中交代で入ったFC東京U-18の18番が裏に抜け出し、浦和南DFを置き去りにし、チャンスをつくるが決定的な1対1も決めきれず、そのまま試合終了。FC東京U-18が浦和南を1-0で下した。

(文・写真 編集部)