昌平はU-17日本代表FWでエースの立野京弥(2年)は先発したが、2トップを組むFWオツコロ海桜(1年)がU-16日本代表のキプロス遠征のため欠場。FW白須裕基(3年)が前線に入ったほかは、中盤で攻撃の指揮を執る主将のボランチ飯島碧大(3年)や右SB高見澤光(3年)ら、直近のプレミアリーグに先発した顔触れでスタートした。     

 前半は昌平がペースをつかみ、前半17分に飯島が決定打を放ったが、武南のGK金昶銖(3年)が右に跳んでビッグセーブ。23分の飯島のシュートも金がしっかり懐に収めた。27分には高見澤が、左2列目の長谷川昂星(2年)が送った左クロスに合わせたがこれも金に捕球され、主導権を握りながらも得点には結びつかなかった。

 20大会ぶりの覇権奪還を目指す前半の武南は、昌平の中盤での出足の速さと激しい当たりにテンポよくボールを回せず、得点チャンスはあまりなかった。10分に右2列目の鞭馬小太朗(3年)が鋭い右クロスを配給したものの、エースFW岩澤柾吾(3年)のシュートは右に外れた。岩澤は26分と34分にもゴールを狙ったが、いずれも威力がなくGK土渕璃久(3年)に捕球される。     

 こう着状態の中、先手を取ったのは昌平だ。前半終了間際の38分、長谷川が左からグラウンダーの速いパスをゴール前に送ると、立野がワンタッチで後ろに落としフリーの白須が豪快に蹴り込んだ。美しい形から奪った得点だ。 

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▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選