原田、浅田とともに前回大会も先発で出場した主将のボランチ矢口大翔(3年)は、「夏休み明けから守りの強度がすごく上がったので、今日はその持ち味を出し切る覚悟で戦いました。うれしい」と滴る汗を拭いながら、「浦和西には新人大会の支部予選準々決勝で負けているので、みんな悔しさを忘れていません。必ず借りを返したい」と2回戦に向けた意気込みを示した。
聖望学園は昨年CBの主力で、新チームから攻撃の主軸を担っていた八尋祐有(3年)が5月に骨折。ボランチの永井颯祐(3年)も8月に故障し今大会には出場できなかった。山本昌輝監督は「今年はけがに泣かされたシーズンでした」と残念がり、初戦敗退については「川口市立の守りには穴がなく、サイドを起点に攻めようとしたが厳しいプレスに遭いました。最後まで足も止まらなかったし、あの時間で連続失点するとは思いませんでした」と敗戦を潔く受け入れた。
悔しさをにじませた指揮官だが、最後は「たくさんの2年生が経験できたし、いい準備をして次のシーズンを迎えたいと思います」と前向きだった。
(文・写真=河野正)
▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選

