「自信をもってできました」と胸を張ったGK1宇賀谷。入念にPK練習をした甲斐があった。後半ふいを突かれ失点はあったものの最後まで堅牢な守備を見せた。GK1宇賀谷は「粘り強く守れました。本当にチームメイトのおかげです。全員集中して、今季一番良いくらい、みんなが協力して声かけあって、そして応援もあって、そうしたところで守れたと思います」とすればDF5前田は「チーム全員のおかげ。苦しい時間がどのチームよりも長かったので粘り強く耐えられました」と我慢のサッカーが実を結んだ。シュートは前半のPK以外では1、2本あったかどうか。堅守からワンチャンスを確実に決める狙い通りの展開となった。

 その都立東久留米総合は今年4月からの半年間、公式戦未勝利だったとは思えない戦いぶりだ。DF5前田は「勝てない時期が続いて、全員がフラストレーションをためていたと思います。この選手権で結果を残して笑えればと思ってプレーしました」と苦い経験がチームを強くした。

 この経験の成果を感じているのが加藤悠監督。これまでで最もうまくいかなったシーズンという加藤監督。やっているサッカーに間違いはない。しかし結果がついてこなかった半年間。この苦しみを経てチームは新たなフェーズに達した。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選