日体大荏原 vs 駒澤大学高等学校

 ハーフタイムに攻撃的な選手を2枚投入して後半に挑んだ日体大荏原は、前半よりも相手の陣内でのプレー時間を増やしたが、それでも強度が落ちない駒澤大高の守備に苦戦。すると66分、駒澤大高は左CKから混戦の中、DF17安部隼(3年)が押し込み点差を広げると、72分にも安部がダメ押しの5点目を決める。

 1点は奪われたが、攻守に相手を圧倒し5ゴールで快勝。第97回大会以来8年ぶりの全国大会出場に向け、駒澤大高が初戦を突破し準々決勝に進出した。

▽駒澤大学高等学校・亀田雄人監督
「選手たちが落ち着いて、自分たちでこのゲームをどう進めるかというイメージを描いて自分たちで気持ちも整えて入ってくれたので、落ち着いて見ていられました。今年は夏の丸々2か月公式戦がなかったので、そこで経験を積めたことが大きかったかなと。(インターハイから)色んな意味でレベルアップしているので楽しみです。関東大会には出られて、インターハイはあと一歩で逃しましたが、選手権にかける想いは選手たちも強いと思うので、なんとか東京を獲りたいと思っています」

▽駒澤大学高等学校MF10木村千尋(3年)
 「選手権なので絶対に簡単な試合にはならないと思っていた。前半に先制点を取ってくれたので試合運びとしては少し良くなって、その後流れで(自分も)点が決めれたのは良かったですが、ピンチもあったのでそこは課題かなと思います。夏は一列下のボランチでやっていたんですが、リーグ戦が明けて一列前にチャレンジしている中で、守備もゴール前に入っていくところもできてきているので次の試合も決めていきたい。自分たちの強みは守備なので、前プレや球際のところは試合前からやろうと話していた。インターハイではあと1勝ができなかったので、この夏積み上げてきたものをしっかり出して優勝して全国に行きたいと思います」

▽駒澤大学高等学校FW9上村勇斗(3年)
「荏原さんはドリブルが上手いので、3人くらいで囲んでいこうと話していた。初戦ということもあって、(ファーストディフェンダーになって)自分から追うことを意識していた。先輩たちの選手権の動画を見てもみんな走っていたので、そこを見て自分も(強くプレスに)行けるようになりました。元々FWなんですが、関東大会からサイドバックをやっていて、夏休みの和倉ユースからFWに戻った。木村君は自分のいてほしいところにいてくれる。常にサポートに入ってくれていて、いい関係ができてきた。今日は点を決められなくて悔しいので、毎試合コンスタントに決められるように、最終的には全国でも得点王になれるようにやっていきたい」

(文・写真=会田健司)

▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
第105回全国高校サッカー選手権東京予選