
履正社vs京都サンガF.C. U-18
すると61分、履正社は前線で起点となった梶谷から左サイドでパスを受けたMF廣部尚人(1年)がドリブルで中央へ切れ込んで、相手DFをかわして放ったシュートから追加点を決める。その4分後の65分にはスローインから右サイドでボールを持った小池が中央へ切れ込んで放った左足シュートが逆サイドネットを揺らした。両サイドからの仕掛けによりリードを広げると、その7分後の72分にも左SB杉本匠望(3年)の攻撃参加からの折り返しを小池が押し込んで、決定的な4点目を奪った。
苦しくなった京都は73分に交代出場したFW田村駿弥(2年)がカットインからシュートを放つと、79分にCKからゴール前で藤井が右足でシュートを決めて1点を返す。その後も懸命に戦ったが、履正社も選手交代で中盤と前線の活動量や強度を注入して、流れを渡さなかった。試合は4-1で履正社が勝利した。
勝利した履正社の平野直樹監督は「今日負けたら参入戦出場(2位以内)は無理だったと思う」という背水の陣で臨んだ試合で、見事な勝利をつかんだ。序盤は前からプレスをかけようとしても奪いきれずに相手に前進を許す場面が多く、失点しそうな大きなピンチが2度あった。そうした試合展開と負けられないプレッシャーの両方が選手には圧し掛かる状況だったが、試合前に平野監督が「俺たちは追いかける立場なんだから、思い切って行こう!」という言葉を選手たちはピッチ上で体現しており「プレスがはまらず、しんどかったけれど『ワンチャンス・ワンゴール』を意識してがんばりました」(梶谷)と耐えた後の最初のチャンスから、試合の流れを引き寄せることに成功している。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2026 関西1部
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