向坪知哉の勝ち越し弾で都立つばさ総合が都立青山を下す!
試合風景

都立青山vsつばさ総合試合風景

 ゴールウィーク真っ只中の5月1日、高校サッカーインターハイ東京中支部予選ブロック決勝「都立青山vs都立つばさ総合」が行われた。

 両チーム共に多くの応援団が詰め掛けたこの一戦は開始5分につばさ総合が先制点を挙げるも、前半19分には都立青山が同点に追いつく。試合を振り出しに戻し勢いに乗った都立青山は34分、左からのCKを獲得。これをキッカーが中央に入れたところを冬野廉人が高い打点からヘディングシュート。これが決まり、都立青山が逆転に成功。リードを奪った都立青山の応援団だけでなく、1点のビハインドとなった都立つばさ総合の応援団もボルテージが上がり、応援に一層熱が入る。

 そして、このままスコアは動かず都立青山が1点のリードでハーフタイムを迎える。

 都立つばさ総合にとっては、まずはなんとしても追いつきたい後半。都立つばさ総合の応援団は「あと40分!集中!集中!」「絶対に追いつくぞ!」と選手たちを鼓舞する応援で、選手たちに勇気を与える。

 そんな熱気に包まれた中、後半15分、中央からパスをつなぎ都立つばさ総合に決定機。向坪知哉がパスをもらいエリア内でシュート。しかしこれはおしくもゴール上に外れる。

 後半は途中から入った、向坪知哉が右サイドを駆け上がり、都立つばさ総合にチャンスを数多くもたらす。後半20分にも裏に抜け出したが、ここは惜しくもオフサイド。都立青山にとっては、間一髪の場面。

 体力的にきつい時間帯になっても、都立青山のリードは変わらず。土肥希虎、阿部淳之介、岩嵜伸治、松岡壮太のDF陣が大きな声を出し、勇敢に都立つばさ総合の攻撃を防ぐ。

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