第93回全国高校サッカー選手権大会3回戦が行われた3日、浦和駒場スタジアムでは鳥取代表の米子北と石川代表の星稜が対戦。1回戦から登場し、昌平、中京大中京を相手に接戦を制した米子北と、2回戦から登場し鹿児島城西を相手にPK戦の末勝利した星稜と、互いに粘り強いチーム同士の顔合わせとなった。

 まず試合を動かしたのは星稜。11分、星稜は阿部雅志がドリブルで持ち込むと藤島樹騎也へパス。藤島はこれをゴール左へしっかりと決め、星稜が早々に先制点を奪う。

 一方の米子北も負けじとドリブルやパスでの突破を狙うがいずれも星稜が攻撃の芽を摘んでいくため決定的な場面は作れず。そのまま1対0と星稜リードで前半を終了する。

 後半、まずペースを握ったのは星稜米子北陣営で流れるようなパスワークを見せ、追加点の機会を伺う。
 しかし、次にゴールネットを揺らしたのは米子北だった。後半25分、右からのクロスをヘディングで落としたところにフリーでいたのは君垣隆義。君垣はこれをキッチリとゴールへと流し入れ、米子北が同点に追いつく。

 決して簡単には譲らない両者。ベンチワークも活発になってくる中、ついに決着の時がやってきた。
 後半35分、左サイドからの低いクロスに星稜・大田賢生がヒールで合わせる技ありシュートでボールをゴールへと沈め、勝負あり。米子北のその後の猛攻にも体を張って耐えた星稜が2対1で勝利しベスト8進出を決めた。
 星稜の次戦の相手は履正社。5日、同じく浦和駒場スタジアムでの対戦となる。