ファジアーノ岡山U-18 vs 北海道コンサドーレ札幌U-18(写真=寺田弘幸)

 37分にセットプレーの流れから南稜大の得点で同点に追いつくと、後半も再びセットプレーの流れから南が勝ち越し点をゲット。「ああいうところに走り込めばチャンスになるっていう経験があるんで狙っていました。先制されても取り返せるって思っていました」と胸を張った南の非凡な得点センスが光った2得点だったが、チームみんなでセットプレーを多く獲得して奪い取ったみんなの得点でもある。

 「セットプレーを担当しているコーチもしっかりと準備してくれていたし、セットプレーが多く取れた結果でもあると思うので、みんなで攻撃的にアグレッシブにプレーした結果の2ゴールだったと思っています」と頷いた梁監督は、岡山U-18が2回戦にも勝ってプレミアリーグに参入することの意味をこう話している。

【次のページ】 1回戦 ファジアーノ岡山U-18 vs 北海道コンサドーレ札幌U-18(3)

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)