近江、北海との激闘を制し2回戦へ

近江イレブン(写真=寺田弘幸)

 12月8日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)の1回戦が広島県内で行なわれ、近江が北海との激闘を制してプレミアリーグ プレーオフ 2回戦へ進出した。

【フォトギャラリー】北海 vs 近江

 北海が6分にPKを獲得して先制に成功した。前半の近江高校は硬さもあってボールを保持していてもなかなかフィニッシュに持ち込めない嫌な展開になったが、後半はギアを上げて間の懐にどんどん入っていった。

 「全国のこういう舞台で負けてきたが近江の歴史。ここを越えて俺らが歴史を変えようやっていう話をハーフタイムにして、もうやるだけや、向かっていくだけやって言って送り出したんです」

 前田高孝監督の熱いメッセージを受けて後半をスタートした近江は攻め続けた。なかなかチャンスを仕留められなくても、北海のカウンターに脅かされても、ゴールへ向かうことをやめず62分に山門立侑がヘディングシュートを決めて同点に追いつくと、勝ち越し点を狙って二次攻撃、三次攻撃を仕掛けていく。

【次のページ】 1回戦 北海 vs 近江(2)

▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)