先制ゴールを決めた帝京長岡FW新納大吾

 攻勢を緩めない帝京長岡は次々とゴールを襲う。先制点から2分後、細かいパスワークで中央を突破し、最後は新納が右足シュート。15分には右サイドをえぐった原のクロスから再び新納がダイビングヘッドで狙う。この2本のシュートは開志学園JSCのGK蒲澤海翔(3年)がビッグセーブで阻止。16分にはDF内山開翔(3年)の右CKをDF高萩優太(3年)が頭で合わせるが、これも開志学園JSCの守護神がセーブし、追加点は許さない。

 反撃に出る開志学園JSCは25分。ロングパス1本で敵陣深くに進入し、こぼれ球を拾った左FW浅井夏輝(3年)がミドルシュート。だが、これは帝京長岡GK小林が横に飛んでキャッチする。スコア1-0のままジリジリとした時間が続いた30分。帝京長岡は内山の右CKのこぼれ球を高萩が押し込み、リードを2点に広げて前半を終える。

 後半も帝京長岡ペース。46分、新納のパスに抜け出したFW堀颯汰主将(3年)が右足で流し込み3-0。54分には左サイドを駆け上がったDF池田遼(2年)のラストパスを新納が右足インサイドでこの日2点目を決め、4-0とする。帝京長岡はその後、ベンチ入りした2年生を次々とピッチに送り込む。一矢報いたい開志学園JSCは準決勝で決勝点を決めたFW中家一優(3年)を投入。すると69分、中家が同じく途中出場のMF内田皓太郎(3年)のラストパスから左足を一閃(いっせん)。1点を返す。

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▽第102回全国高校サッカー選手権新潟予選
第102回全国高校サッカー選手権新潟予選