J注目の市立船橋エースFW郡司は1G1A(写真=会田健司)

 見事なFKで1点を返されてしまった市立船橋だったが、直後の54分に猛攻を仕掛けると、シュートのこぼれをDF2佐藤凛音(3年)が押し込み流れを断ち切る。

 これで再び4点差となったゲームは市立船橋がその後の反撃を許さず、5-1で終了。市立船橋が激戦区の千葉予選を勝ち抜いた貫録をみせつけ、着実に初戦を突破した。

 一方、「自分たちの良さを出し切れなかった事が一番悔やまれますし、こういう全国大会ではまだまだ足りていない部分というのは彼らの中でもあったと思います」と佐藤邦祥監督が試合後に話したように、東北大会で尚志と青森山田を破り優勝し、このインターハイに挑んだ遠野にとっては全国の壁の高さを痛感させられる悔しい敗戦となった。

(文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)