仙台ユースが聖和学園後半の猛攻をしのいで3戦連続無失点・4連勝で首位キープ

先制ゴールを決めた仙台ユースFW佐々木悠磨(3年、右)を祝福する選手たち

 4月22日、聖和学園高三神峯キャンパスサッカー場にて行われたプリンスリーグ東北第4節は聖和学園ベガルタ仙台ユースの宮城県勢同士が対戦した。

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 ここまでベガルタ仙台ユースは尚志セカンド、盛岡商、ブラウブリッツ秋田U-18に開幕3連勝で首位。一方の聖和学園は専大北上、帝京安積に開幕2連勝したが、前節モンテディオ山形ユースに1-5と大敗。2勝1敗で4位につけていた。

 前半は仙台ユースが得意のポゼッションから試合のペースを握る。13分右サイドハーフMF松本琉聖(3年)が中央に入り込み、右サイドに開いたFW佐藤颯生(3年)にスルーパスを送り、佐藤がドリブル突破を見せてシュート。ゴール前でDFが触ったボールをFW佐々木悠磨(3年)がゴールに押し込み、仙台ユースが先制した。「味方がしっかりつないでくれて、自分がこぼれたところをしっかり詰められました。みんながつないでくれたボールを自分はストライカーということで決められて本当に良かったです」と佐々木は3戦連続となるゴールを振り返った。

 その後も松本とMF河野和真(3年)と両サイドハーフが積極的に仕掛けて仙台ユースが決定機をつくっていくが、聖和学園もキャプテンDF大江樹(3年)とDF川上壱也(1年)が落ち着いた対応を見せ、追加点を許さない。前半は1-0で仙台ユースリードで終えた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 東北
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