2ゴールを決めたFC東京U-18FW吉田綺星(写真＝AOMORI GOAL)

　前節、旭川実業高校に3-0で勝利し3連勝している青森山田と、ここまで勝ち星のないFC東京U-18の一戦。

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　強風の中、風上から攻めるFC東京U-18が優位に試合を進めるかと思われたが、ここまでリーグ無失点の青森山田は、しっかりとした守備からカウンター攻撃を仕掛け、一進一退の攻防が続き、前半を0-0で折り返す。

　後半、風上から攻める青森山田は、FC東京U-18を押し込む時間が続き、何度もゴールに迫るがあと一歩のところで得点には結びつかない状況が続く。

　FC東京U-18は、68分に選手交代でFW11吉田綺星を投入。すると74分、前掛かりになった青森山田ディフェンスラインの左サイドを抜け出した吉田がGKと1対1になり、冷静に右サイドに決めて先制点を挙げる。90分、先制点を挙げた吉田が、今度は右サイドからドリブルで突破し2点目を決め、2-0でFC東京U-18がプレミアリーグ今季初勝利を挙げた。試合後、FC東京U-18奥原崇監督は、「首位の青森山田との試合ということで、前節を終えてから一生懸命トレーニングしてきて結果をつかみ取れたことは、選手たちの自信にも繋がったと思います。この結果を継続していくことが、これから大事になってくると思います」とコメント。