鹿児島城西が通算4度目の鹿児島県勢同士の決勝を制し、5年ぶりに九州王者

鹿児島城西 vs 神村学園(写真=松尾祐希)

 2月21日、令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会(九州新人大会)は最終日を迎え、沖縄県の金武町陸上競技場(天然芝)で行われた決勝で鹿児島城西(鹿児島1)が神村学園(鹿児島2)を3−0で下して5年ぶりに頂点に立った。

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 鹿児島県予選決勝と同じカードとなった今大会のファイナル。その際は鹿児島城西が主力を数名欠いた神村学園を2-0で下し、県大会優勝を飾っている。それ以来の対戦となるなか、鹿児島城西は前日の準決勝までチームを牽引してきたストライカーのFW岡留零樹(2年)が負傷で欠場となり、システムを4-4-2から4-2-3-1に変更。ボランチの芹生海翔(2年)を1列前のトップ下に置く布陣でキックオフを迎えた。

 鹿児島城西は立ち上がりからマンツーマンディフェンスを敷き、今季からプレミアリーグに参戦する神村学園の攻撃陣に応戦。相手の1トップを務めるFW西丸道人(2年)はCBで受け渡しながら見つつ、それ以外はピタリとマークについて相手の自由を奪う作戦を取った。その効果は覿面。MF名和田我空(1年)など、相手の2列目にボールが入る前にパスの出所を潰していく。

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▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会