格の違いを見せたDF西野奨太

格の違いを見せた札幌U-18DF西野奨太「もちろん優勝を目指す」

 7月27日、H グループ首位・横浜F・マリノスユース(勝ち点6)と、同2位・北海道コンサドーレ札幌U-18(勝ち点4)は、前後半70分を戦い抜いてスコアレスドロー。両チームとも勝ち点1を積み上げ、トーナメント形式で争われるノックアウトステージに駒を進めた。

 高校2年生の秋から北海道コンサドーレ札幌のトップチームで戦うDF西野奨太が、格の違いを見せた。突破口を探る相手攻撃陣に対し、危険と判断すれば、筋骨隆々の体を張って、ボールを奪い取る。高いボールは強いヘディングで弾き返し、ピンチを未然に防ぐ。スピードのある前線の選手たちには、後方から精度の高いボールを送ってチャンスメーク。「(トップチームで)いろんな経験をさせていただいている分、もっと違いを出さないといけない」。リーグ戦、天皇杯と、国内最高峰の舞台で戦ってきた男は、ノックアウトステージに向けて貪欲に言った。

【次のページ】 グループリーグ 北海道コンサドーレ札幌U-18 vs 横浜F・マリノスユース(2)

▽第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会