FW藤山成弥の2ゴールで明桜が八戸学院野辺地西を下しベスト8進出

八戸学院野辺地西 vs ノースアジア大明桜(写真=小林健志)

 東北高校新人サッカー選手権大会が1月29日、Jヴィレッジにて開幕した。新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大により、全国高校サッカー選手権大会で全国制覇を成し遂げたばかりの青森山田をはじめ、羽黒仙台育英学法石川の4チームが出場を辞退することとなった。これらのチームのカードは全て対戦相手の不戦勝となり、30日の2回戦から出場する。

 Jヴィレッジピッチ5の第1試合は青森県2位の八戸学院野辺地西高(以下野辺地西)と、秋田県1位で今年からプリンスリーグ東北に参入するノースアジア大明桜高(以下明桜)が対戦した。

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 前半は野辺地西がパワーを生かした攻めを見せ、明桜のミスを誘いながら決定機をつくり出す。左サイドハーフのMF田中真翔(2年)のドリブル突破や、FW山端琉央(2年)の豊富な活動量を生かして積極的に攻め込むが、明桜も守備陣が冷静に対応し、ゴールを許さず、前半は0-0で終えた。

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▽第21回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第21回東北高等学校新人サッカー選手権大会