逆転ゴールに喜ぶ明桜の選手たち（写真＝小林健志）

　プリンスリーグ東北参入戦1回戦が12月18日、Jヴィレッジにて4試合行われ、山形県リーグ2位の羽黒と、秋田県リーグ1位のノースアジア大明桜が対戦した。

　試合は前半から点の取り合いとなった。羽黒は23分ゴール前に顔を出したMF足達健太(3年)からのパスを右サイドに流れて受けてシュートを決めたのはFW吉波胤希(3年)。エースの一振りで先制できたが、直後の26分明桜はFW佐藤拓海(2年)からの浮き球でのパスを受けたFW小笠原義斗(2年)が同点ゴールを押し込んだ。

　しかしサイドアタックが機能していた羽黒は31分足達からのパスを受け、左サイドからゴール前に入ってきたMF佐藤聡汰郎(2年)のゴールで再度突き放す。このまま前半が終わるかに思われた44分、明桜はまたも佐藤拓からのパスを受けた小笠原が遠目からミドルシュートを放ち、これが決まって同点に追いつき、2-2で前半を終えた。

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