専大松戸が粘り強いディフェンスで完封勝利!千葉黎明を下し8強進出!

千葉黎明 vs 専大松戸

 10月23日、第100回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント2回戦が行われ、千葉黎明専大松戸が対戦した。

 専大松戸のキックオフで試合が開始されると、立ち上がりから専大松戸が攻め上がりチャンスを迎えるものの、千葉黎明ディフェンス陣がゴール前でクリアし、ここは事なきを得る。

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 しかし直後にも専大松戸は左サイドから好機を作ると、中央の長身FW9石津皓太(3年)にクロスを送る、しかしこれも合わず得点には至らない。さらに前半10分、専大松戸はCKをきっかけにゴール前の混戦からシュートを放つも、千葉黎明GK1渡邊匠音(3年)がファインセーブを見せる。

 立ち上がりにはピンチを背負った千葉黎明は、その後落ち着きを取り戻すと反撃。前半13分にはゴール前でチャンスを作り、14分にはFKからDF4岩本大空(3年)がクロスを送るもノーゴール。その後は攻守の切り替えが早い見応えある攻防が続く。

 ゲームが動いたのは前半20分。専大松戸はFW11寺島サフィール(3年)がボールを持ってゴール前に切り込むと、自らシュート。ボールは左隅に突き刺さり専大松戸が先制する。

先制ゴールを決めた専大松戸FW11寺島サフィール

 前半36分、専大松戸はゴール前でFW寺島がシュートを放つも、ここは千葉黎明GK渡邊がキャッチ。逆に千葉黎明は37分、右サイドからMF8梅谷海航(2年)が右サイドから攻め上がり中にクロスを放るも合わず得点を奪うことはできない。専大松戸はDF2並木蒼太(3年)、DF15飯塚琥秋(2年)らを中心としたディフェンス陣が粘り強く守る。結局前半は1-0と専大松戸がリードして折り返す。

 後半に入り、早い時間帯で追い付きたい千葉黎明は、DF13鈴木源輝(2年)、MF14石井星凪(2年)らがボールを動かし得点を奪いにかかる。

 しかし後半もスコアを動かしたのは専大松戸。後半24分、MF13南徹汰(2年)からボールを受けた途中出場のMF20志賀丈真(2年)がシュートを放つと、ボールはネットを揺らしリードを2点に広げる。

 なんとか得点を奪いたい千葉黎明は、その後も必死に反撃を試みるも専大松戸のディフェンスを崩し切ることはできず、試合は2-0のまま終了。勝利した専大松戸は準々決勝で敬愛学園と対戦する。

▽第100回全国高校サッカー選手権千葉予選
第100回全国高校サッカー選手権千葉予選