夏のクラブユース日本一は名古屋グランパスU-18!劣勢を跳ね返し2年ぶり2度目の栄冠に輝く

見事に日本クラブユースサッカー選手権(U-18)を制した名古屋グランパスU-18

 8月4日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会のノックアウトステージ決勝戦が行われ、名古屋グランパスU-18と コンサドーレ札幌U-18の一戦は名古屋グランパスU-18が劣勢を跳ね返し、2年ぶり2度目となる夏の日本一を果たした。

 グループステージは1勝2分で勝ち切れない試合が目立った名古屋。決勝トーナメントに入ってからはFW真鍋隼虎(3年)、FW豊田晃大(3年)、MF甲田英將(3年)ら攻撃陣が勝負強さを発揮し、決勝に勝ち上がってきた。

 しかし、札幌とのファイナルは序盤から相手に主導権を握られてしまう。3-4-2-1の布陣で挑んできた相手に高い位置からプレスを掛けられると、思うようにボールを運べない。足元の技術に長けた吉田温紀(3年)、加藤玄(3年)のCBコンビもパスコースを見つけられず、苦し紛れに前に出す場面が散見。アバウトなパスをボランチや最前線の選手が収めようとしたが、出足の鋭い札幌守備陣に阻まれてしまう。

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▽第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会