長崎総科大附がセットプレーの強さを見せつけ3回戦へ!堀越はワンプレーに泣く…

長崎総科大附 vs 堀越

 12月31日、第100回全国高校サッカー選手権の2回戦が駒沢陸上競技場で行われ、長崎総科大附(長崎)と堀越(東京A)が対戦した。

 長崎総科大附は初戦で北海を、堀越は高知に勝利し2回戦へ進出。小雪がちらつくコンディションの中で試合は開始された。

 長崎総科大附は4-3-3、堀越は4-4-2のシステムを採用。立ち上がりから主導権を握ったのは長崎総科大附。持ち味のショートカウンターで攻勢をかける。中盤のボールに対してプレスをかけてボールを奪うとFW25永田樹、FW11西岡紫音に入れてチャンスを作る。

 前半15分、長崎総科大附はFW7芦高が抜け出すも堀越GK菅野颯人がファインセーブ。その直後の16分、DF19深町綾我が右サイドを突破し中央へパス。これをFW西岡が詰めるもゴールには至らない。さらに17分にはFW永田がゴール左からシュートを放つもわずかに枠を外れ得点を奪うことができない。

 ピンチの連続をしのぐと、その後は堀越も落ち着きを見せ徐々にペースを掴み始める。さらに長崎総科大附は前半31分、キャプテンのDF5児玉勇翔が負傷交代となり窮地に追い込まれる。

 すると堀越は前半34分、中盤でボールを奪うと、MF11伊東來を起点にFW10古澤希竜へ、そして古澤からFW19高谷遼太へと渡り、最後は高谷が押し込んだかに思われたが、ハンドの判定でノーゴール。その後前半終了間際にFW古澤がチャンスを作るも得点には結び付かず前半を0-0で折り返す。

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▽第100回全国高校サッカー選手権
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