西武台が後半に山梨学院高等学校を突き放し初戦突破

西武台 vs 山梨学院高等学校(写真=田畑雅宏)

 開始早々西武台が前からプレスをかけて山梨学院ゴール前の混戦からのファーストシュートで得点を奪い主導権を西武台が握る。西武台はカウンターから12分に同点に追いつかれるも、シンプルな両サイドのスペースを活かした攻撃が機能し続けて前半を1-1で終える。後半に入っても西武台のペースは変わらず、2点を追加。対する山梨学院は、茂木秀人イファインの個人技からの豪快なシュートで1点差とするも、後半アデイショナルタイムに西武台にダメ押しとなる4点目を奪われ万事休す。4-2で西武台が勝利し次戦に駒を進めた。

 西武台は山梨学院をリスペクトしていることを前提にやることを明確にしてゲームに入りチームとしてラストまでモチベーションを切らさず、プラン通りに運べた事が結果に繋がった。山梨学院はチームとしての完成度はまだ先で考えているようで選手をトライさせることも含め個の能力に頼っていた印象が強い。それでもボールを蹴る技術、フィジカル等のレベルは高く今後どのようにチームが完成していくか楽しみだ。

(文・写真=田畑雅宏) 

▽令和3年度関東高校サッカー大会
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