都立豊多摩の終盤の猛攻を凌ぎ切る!駿台学園が2-1で制し駒込の待つ2回戦へ

駿台学園 vs 都立豊多摩

 4月11日に令和3年度関東高校サッカー大会 東京都予選の1回戦全16試合が開催。駿台学園都立豊多摩の一戦は、終盤の猛攻を凌ぎ駿台学園が2-1で勝利を収めた。

 駿台学園は、GK1高木陽佑(3年)、DF23印南佐介(3年)、DF4若色誠人(3年)、DF21田嶋雄大(2年)、DF2須藤颯翔(3年)、MF3池上寛大(3年)、MF8小林嘉生(3年)、MF9石原優真(3年)、MF7敦賀勇輝(3年)、FW22井ノ口恵也(3年)、FW10鶴岡飛嘉(3年)が先発。対する都立豊多摩は、GK16島津拓実(3年)、DF2内田勇生(3年)、DF5近藤夏輝(3年)、DF4木村光寿(3年)、DF3大道大(3年)、MF8屋田一毅(3年)、MF10藤田翔(3年)、MF14成田寛生(2年)、MF7渋澤一真(3年)、FW9高砂仁(3年)、FW11中川凛人(2年)がスターティングメンバーに名を連ねた。

 ディフェンスから流れをつかもうと激しいプレスを掛け合ったこともあり、互いにパスミスが目立った前半序盤。それでも35分、駿台学園のMF石原優真のポストプレーから裏へ抜け出したFW10鶴岡飛嘉がポスト直撃のシュートを放つ。さらには、終了間際に立て続けにチャンスを迎えるなど、駿台学園が徐々に攻撃の圧力を高めていく。

駿台学園 vs 都立豊多摩

 後半、駿台学園はMF6梅原壮太(3年)とMF17三浦裕心(2年)を投入。ボランチのポジションに入り攻撃の舵を取りながらことごとくセカンドボールを拾うことで、流れは完全に駿台学園ペースに。63分には左サイドから完全に崩しきり先制点を挙げると、給水タイムを終えた直後の65分にはFW鶴岡が鮮やかなゴールで2点目をゲット。その後も、68分、72分、74分と立て続けに駿台学園が決定機を迎えるも、都立豊多摩の守護神GK島津拓実がファインセーブを連発。追加点を許さない。

 一方的になるかと思われた終盤、都立豊多摩のDF内田勇生が意地のヘッドで1点を返すと、アディショナルタイムには右サイドからのクロスをMF屋田一毅がダイレクトで合わせあわやの場面を作るも、ボールはバーの上へと外れ試合終了。都立豊多摩の追い上げにあいながらも、駿台学園がしっかりと勝ちきり1回戦を突破した。

(文・写真=菊地 亮)

▽令和3年度関東高校サッカー大会東京予選
令和3年度関東高校サッカー大会東京予選