最終節で浦和レッズ内定FW木原励が決めた!京都橘が2-0で阪南大高を下す

1分にいきなり決定機を迎えた京都橘FW木原励

 高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西は12月4日、第18節の最終節5試合がJ-GREEN堺で一斉に開催された。メイン会場であるS1で行われた阪南大高(大阪)と京都橘(京都)の一戦は、FW木原励とDF前山仁のゴールで京都橘が2-0で勝利。阪南大高は2位を確定させていたため順位は変わらず、勝利した京都橘は勝点28で東海大仰星と大阪桐蔭と並んだが、得失点差で下回り6位でシーズンを終えた。

 10日にプレミア昇格プレーオフを控える阪南大高は湘南内定のFW鈴木章斗やFW石川己純などを温存。最終戦という事もあり今季初出場の3年生も多く出場した。京都橘も残留が確定しているため、こちらも3年生が出場機会を得る試合となった。

 試合は京都橘がいきなり決定機を迎える。1分、スルーパスから7番FW木原励がDFラインの裏中央を抜け出し、GKと1対1になるもシュートをゴール右に外してしまう。ピンチを凌いだ阪南大高も26分に18番MF田中大翔が切れ味鋭いドリブル突破からシュートを放つと、28分にも3番MF稲葉塁が右サイドから強烈なミドルを放つなどチャンスを作る。

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