帝塚山泉ヶ丘がPK戦の末に勝利!5回戦で大阪産大附に挑む

北千里 vs 帝塚山泉ヶ丘

 5月23日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の4回戦が行われ、帝塚山泉ヶ丘が北千里に0-0(4-2)で勝利した。

 開始4分、ファーストシュートを放ったのは北千里。CKから2番DF笠原大智がボレーシュート。しかしこれはキーパー正面。対する帝塚山泉ヶ丘は14分、CKから6番DF林大悟がヘディング、16分にもCKから今度は5番DF太田裕貴がインステップでとらえるが、両方とも枠外。その後帝塚山泉ヶ丘が若干攻め込むも、バイタルエリアまでは侵入できず前半終了。

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 後半開始後の38分、北千里がFKから決定機。8番MF固本秀翔がヘディングでとらえるもバー直撃。北千里は45分にもFKから混戦の中ヘディングで押し込もうとするも、またバーを叩いた。北千里は前半途中から左サイドに入った10番MF加茂柊平にボールを集め何度かチャンスを迎えるが、決めきることができない。

 対する帝塚山泉ヶ丘は52分、9番FW野中亮汰が裏に抜け出しシュート。しかし北千里1番GK堀井源が落ち着いてセーブ。野中はその直後の53分にも裏抜けから決定機を迎えるが、右足で放ったシュートは左ポストを叩いた。お互いに決定機を決めることができず、0-0のまま勝負はPK戦へ。4人全員が成功した帝塚山泉ヶ丘が4-2でPK戦を制した。

 お互いに決定機を作るも得点を奪うことができなかったこの対戦だが、両チームとも最後のところで体を張り、守りきるといった好ゲームだった。

 勝利した帝塚山泉ヶ丘は5回戦でプリンスリーグ関西所属の強豪大阪産大附に挑む。

(文・写真=髙森詠人)

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選