10月4日、選手権東京大会2回戦、駒澤大学高等学校都立西の一戦が駒沢第二球技場で行われた。

 インターハイ出場校であり、その東京大会で優勝した駒澤大学高等学校はシードでの出場の為、これが選手権初戦となる。優位は揺るぎないが、トーナメントの入り方に注目が集まる。
 対する都立西は1回戦で東海大高輪を逆転で破り勢いに乗っている。このまま駒澤大学高等学校を脅かしたいところだ。

 試合序盤、先に仕掛けたのは駒澤大学高等学校だった。
 前半4分。ペナルティアーク付近で得たFKを6番鈴木が直接ゴールを決めて先制に成功すると、12分にはロングフィードを、相手DFの裏に走りこんだ9番安藤が左足でゴールに流し込み、早くも2点のリードを奪う。

 これでペースを掴んだ駒澤大学高等学校は3点目を狙い何度もチャンスをつくるが、都立西のDF陣もそう簡単にやられるわけにはいかない。なんとか踏ん張り追加点を与えない展開が続き、そのまま2対0で駒澤大学高等学校がリードをして前半が終了。

【次のページ】 2回戦 駒澤大学高等学校 vs 都立西(2)