延長戦で2ゴールの東農大一が成蹊を下す。次戦で関東一に挑む!

勝利の東農大一イレブン

 10月10日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選2次予選が開幕。Aブロック1回戦、東農大一成蹊のカードは延長戦で2ゴールの東農大一が勝利し、2回戦進出を決めた。

 前半13分、東農大一に最初のチャンスが訪れる。19番中島大地が左サイドでボールを得てドリブルからシュートを放つも、これはゴール僅か右に逸れる。前半15分には成蹊が11番今泉慶太が左サイドを抜け出しシュートをは打つもゴール右に逸れてしまう。試合開始から両者ゴールに迫るも、試合の経過と共に東農大一が試合のペースを握っていく。

 東農大一は11番木幡飛来が左サイドをドリブルで仕掛け、9番渡邊脩太と23番田幡謙侑のツートップは呼吸の合ったプレーを見せる。後ろは3番樋山圭祐が相手のフィードを跳ね返し、中盤の10番中田十、6番井上大地がゲームを組み立てる。
 成蹊は右サイドで11番今泉慶太と6番山村怜有が良いコンビネーションを見せ、10番東谷陽平が持ち前のキープ力と創造性で攻撃を活性化させる。後ろはキャプテン4番山品拓嗣が全体を締め、中盤は運動量のある14番川本琉生と5番郡司颯一郎が身体の強さを活かし守備を固める。

 試合が動いたのは前半22分だった。東農大一が右サイドからのクロスに9番渡邊脩太が合わせゴールネットを揺らす。前半はこのまま1-0、東農大一リードで折り返す。

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▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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