10点を奪ったツエーゲン金沢U-18Bが大勝

ツエーゲン金沢U-18 38番中川豪(写真=森田将義)

  7月18日、石川県の金沢大SOLTILO Bなどで石川トップリーグトーナメントの1回戦が行われ、ツエーゲン金沢U-18Bと遊学館が対戦。32番橋田一徹の先制点を皮切りに10点を奪った金沢Bが大勝し、準決勝へと駒を進めた。

 今大会は前後期のリーグ戦方式で開催予定だったトップリーグの代替大会として実施される大会で、石川県1部から4部リーグまで所属する8チームがトーナメント方式で順位を競う。試合数は当初の14試合から3試合へと減ったが、「今年初めての公式戦で、雰囲気も練習試合とは違う。応援してくれる人がたくさんいるだけで、気持ちが昂る」(27番小椋奏虎)と待ちわびた真剣勝負を楽しむ選手が多く見られた。

 試合は序盤から慌ただしく動いた。「出だしは微妙な試合の入り方にならないよう相手を見てというよりは前にロングボールを入れていこうと話していた」(小椋)金沢U-18は、ボールを持ったら素早くサイドに展開し、遊学館を押し込んだ。前半6分には右サイドの38番中川豪からゴール前の橋田に展開。ドリブルでマークを剥がして放ったシュートがゴールネットに突き刺さった。「自分の武器はドリブル。二人剥がしてフリーでシュートを打てた時点で決まったと思った」(橋田)。

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▽高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2020石川トップリーグ
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